クォーターライフクライシスとは、20代後半から30代前半で不安やモヤモヤに直面し幸福感が低迷する時期を指します。理想と現実にギャップを感じたり、周りと比較して落ち込んだり…多くの人がアラサーで感じる不安感や焦燥感の正体です。
この時期には、将来のキャリアや人生の目標、人間関係などに対する不安や疑念が増え、自己のアイデンティティや人生の目的を見つける過程で精神的なストレスを感じることがあります。
私もクォーターライフクライシスでかなり、苦しみました。同じ悩みを持つ人に向けて、乗り越え方・私が乗り越えた方法を紹介します。
クォーターライフクライシスの典型的な特徴
まずはクォーターライフクライシスとは一般的にどんなものなのか？みんな何に悩み不安を抱えるのかをか、まとめました。
キャリアに対する不安
働き出して数年経ったアラサー世代の大きな悩みは、仕事やキャリア。
「今の仕事、職場のままでいいのか」
「何となく給料や待遇に不満がある」
「同世代と比べてしまい落ち込む」
このように働き方に対する疑念や不安が現れ、これまでの選択に対して疑問を抱くようになります。
人間関係の変化
昔からの友人と話が合わなくなった
周りと結婚・出産とライフステージの違いが出てきた
親との関係性に悩んでいる
人生が進んでいくにつれて友人や家族との関係が変化し悩みが生じます。一方で、大人になって新しい人間関係を築く難しさに直面し孤独感や寂しさを感じることも。
自己探求とアイデンティティの模索
求められたことをこなしていた学生時代に比べ30歳前後になると、お金にも少し余裕ができ選択の自由を手に入れます。
「自分の本当にやりたいことは？」
「私の人生はこんなもんなのか？」
自分自身の価値観や人生の目的について深く考え、模索する期間がやってくることがあります。
経済的な不安
アラサー世代は稼ぎはあるもののまだ経済的に安定していないことからくる不安感が存在することがあります。
最近は老後2000万円問題やSNSでみんなの貯金額・年収を目にする機会が増えています。そのためお金に関する不安感が煽られやすい状況です。
クォーターライフクライシスの乗り越え方5選
クォーターライフクライシスは個人差があり、全ての人が経験するわけではありません。しかし直面している人からすると先の見えない暗いトンネルを歩いているようで本当に苦しいものです。
クォーターライフクライシスの課題に対処するためには、自己認識や自己成長、助言を得ることが重要です。
自己認識やポジティブな変化を促進する、具体的なアプローチをいくつか紹介します。
目標を明確にする
自分の将来の目標や望みを明確にしましょう。
- キャリアの目標
- 個人的な成長
- ライフスタイルの希望など
目標が明確になると、行動計画を立てやすくなります。
私は人生でやりたいことリストを書き出しました
スキルの向上
新しいスキルを学び、今あるスキルを向上させましょう。クォーターライフクライシスの時期は、「このままの自分でいいのか？」という不安をエネルギーにできるチャンスです。
スキルアップすると、自信がつき「自分には可能性がある」と心から信じることができるようになります。さらに将来の仕事の選択肢が広がるので得しかありません。
私はクォーターライフクライシスの時期にブログやWEBライターの副業を始めました。
冒険と新しい経験
新しいことに挑戦し、未知の領域に足を踏み入れることで、自分自身を発見し、新たな興味や情熱を見つけることができます。
仕事だけでなく旅行、ボランティア活動、新しい趣味を始めることも含まれます。
自分のニーズを理解する
自分の感情やニーズを理解し、それに基づいて自分を大切にすることが重要です。
「自分の気持ちが分からない」「自分を見失っている感じがする」こんな感情に陥っている大人は多いです。
リラックスやストレス解消の方法を見つけ、心身の健康を維持することがクライシスの克服に役立ちます。
私はヨガが自分に向き合う時間になってます。スマホから離れて自分の気持ちに触れる時間を作ってみましょう
メンターやコーチによるサポート
- 経験豊富なメンターからアドバイスを得る
- コーチングを受ける
ことがクォーターライフクライシスには有効です。
他の人の経験や意見を聞くことで、自分の視野が広がり、新しいアイデアや解決策が得られます。友人や家族よりも、メンターやコーチといった「第三者」の方がより中立な意見をくれて、発見につながるでしょう。
30代女子の私がいくつかのコーチングを受けて、おすすめしているのがポジウィルキャリアです。初めての人はオンラインで45分、無料のキャリア相談をすることができます。
「自分は何がしないのか分からない」と一人でずっと悩んでいましたがコーチングを受けて、長いトンネルから抜け出せました。
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こんな人におすすめ！
- キャリアに漠然とした不安やモヤモヤがある
- 大きな不満はないけどなぜか満たされない
- 転職したいけど、なかなか踏み出せない
- 転職エージェントに登録したけど、しっくりこない
- 自分の強みが分からない、自信がない
まとめ：クォーターライフクライシスを乗り越えると人生の選択肢が増えた
クォーターライフクライシスは、25歳を過ぎたあたりから多くの人が直面する幸福感の低迷期です。SNSで多くの人の人生が目に入ると、自分と周りと比較して不安に襲われることがあります。
私もちょうど25歳くらいから3年ほど、クォーターライフクライシスの状態でした。
クォーターライフクライシスを乗り越えた方法を5つ紹介しました。
- 目標を明確にする
- スキルの向上
- 冒険と新しい経験
- 自分のニーズを理解する
- メンターやコーチによるサポート
クォーターライフクライシスの時期はツラいですが、私は副業やコーチングを受けてみるきっかけになりました。
結果として年収も1.5倍、働き方も自由に選べるように。あの時一歩踏み出してよかったな、と思っています。
この記事が悩んでいる方のお役に立てば嬉しいです！
